StableDiffusionWebUIのネガティブプロンプトって長くなりませんか?
毎回、入力しなきゃいけないのは少し面倒です。そんな時に便利なのか「embeddings」というものです。これを使うと、様々なプロンプトをパッケージ化して、プロンプトへそのファイル名を記載するだけで済むようになります。
今回は、「embeddings」の導入の仕方をご紹介していきます。
embeddingsとは
embeddings(埋め込み)とは、単語や文章等をベクトル表現に操作することを指しています。SDWebUIでは、ネガティブプロンプトに特化させたembeddingsが多く、1単語追加するだけで画像の質を向上させる目的で使われています。
代表的なembeddingsは、「EasyNegative」や「bad-hands-5」などがあります。
今回は、「EasyNegative」を例にダウンロードから使い方までご紹介していきます。
EasyNegativeのダウンロードと格納
①リンク内の「Files」をクリックする。
②「EasyNegative.safetensors」右側のダウンロードマークをクリックしてダウンロードする。
➂ダウンロードしたVAEを格納する。
格納場所は「stable-diffusion-webui」内の「embeddings」です。
EasyNegativeの使い方
・ネガティブプロンプトに「EasyNegative」と入力する。
これだけで設定完了です。生成後に「Used embeddings: EasyNegative」と表示されていれば正しく使えています。
他のembeddingsを適用したりなど使いたくないときはネガティブプロンプトに入力しなければ大丈夫です。
どのVAEを使えばいいの?
EasyNegativeにはバージョンアップしたEasyNegativeV2があります。他にも画質向上を見込めるembeddingsがありますのでいくつかご紹介します。
EasyNegative
EasyNegativeV2
veryBadImageNegative
DeepNegative
終わりに
以上が「Stable Diffusion」で、高クオリティなAIイラストを作成する際に覚えておきたいembeddingsファイルの使い方でした。他にもさまざまなembeddingsがありますので、ぜひ色々お試しください。